僕の高校は文化祭に対してそんなに熱い高校ではなかった。
僕は高校3年生のときに体育館のステージで1000人近く人がいる前で歌った。この経験が無ければ僕はもしかしたらシンガーソングライターを目指していなかったかも知れない。
だから文化祭に対しての思い入れは深い。
だけど、クラスで泊り込みで作業して何かを完成させた!!とか、そういう熱いことをする学校ではなかったので、人からそういう経験をしたんだって話を聞くと羨ましくて仕方が無い。
青春だ。
それを青春と言わず、何を青春と呼ぶんだ君は。
性春は青春ではない。似て非なりである。
だけどね、おれ、今青春してるぜ!!
そう思う。
10年越しの夢が叶う感覚だ。
西千葉のアイドル祭りvol.6。今までのアイドル祭りとはまるで違う。
半年間重ねたミーティングと作業。
携わってくれる多くの人たち。応援してくれる多くの人たち。
僕は1人じゃない。そう感じている。
1人じゃ到底成し遂げることができなかった多くのことが形になっている。
この先、僕がどういう方向へ歩もうと、世界がどう変わっていこうと、今ここに多くの協力者がいてくれたことを絶対に忘れてはならない。1人で歩いていると勘違いしてはならない。
ここ数日、さらに追い込みをかけて皆が走り始めた!!
感謝の気持ちで胸がいっぱいになる。
だから25日、僕は精一杯歌を歌う。
見に来てくれたお客さんのために。
支えてくれた仲間のために。
僕はこの日のために生まれた!