スガシカオは30歳でメジャーデビューした、超遅咲きのシンガーソングライターだ。
28歳までサラリーマンをしていたらしい。
ちょうど今の僕と同じ年だ。
そういう意味で、ものすごい憧れの存在だし、このブログにも時々登場している。
しかし、僕は彼の楽曲そのものにあまり興味を持っていなかった。
聞きたくなかったわけでも嫌いなわけでもない。
でも、メジャーすぎて何だか後回しになっていた。
そんな気持ち分かる??
コブクロとかもそう。
みんないいって言うし、聞きたいんだけど、どうしても後回しになってしまう。
理由は明確。
「誰かが持っていそうだから。」
だから、僕はそういうメジャーアーティストのCDはあまり買わない。誰かに借りるかTSUTAYA DISCASで借りる。(笑)
そして、自分はそういうところで借りれないような、わりとマニアックなCDを買うことの方が多い。
FreeTEMPOとか良い例かな。あんまり人は持ってないし、レンタルされてないんだよね。あんなにカッコイイのに!!!
ハーモニーってのがハウメニーって聞こえて、いつもハウメニーって口ずさんでいる。(マニアトーク。笑)
で、やっとこさTSUTAYA DISCASでスガシカオのベスト盤が送られてきた!人気過ぎて今まで借りれなかったのだ。
まずはあっさり聞いてみた。
やっぱりずば抜けて声がいい。天性だ。マジでうらやましいハスキーボイス。
サウンドが気持ちいい。
ファンクってのが本来どういうものか分からないが、ポップなファンクなんだろう。軽い。でもしっかりしている。
最近クラブ系サウンドが好きなので、こういう軽さ好きー!
どうやったらこんなサウンド作れるんだろうなぁ。
で、じっくり聞いてみた。
なんだこの歌詞は!
めっちゃシニカル。
めっちゃ大人びている。なんと言うかセクシー。
ドキドキしちゃうね。
ズキズキしちゃうね。
人間の本質をついたような表現が多い。
ときどき聞こえてくる、今まで聞いたことのないような歌詞の表現の数々。
そう、村上春樹の世界観に似ている気がする!
かっこえぇわー。
めちゃかっこえぇわー。スガシカオ。本名:菅 止戈男(読みは同じ)
一気に好きになった。
前から存在が好きだったから、大好きになった。
歌詞カードちゃんと読みたい。(TSUTAYA DISCASは歌詞カードが付いてこない。)
最近、人に誇れるような生き方、できてないなぁって思うんです。
日々後悔の繰り返しだったりするんです。
もっとしっかりしなきゃなぁ。
ちょっとスガシカオに救われました。