サリーが泣いてた

今日は渋谷チェルシーホテルというライブハウスへEmpty Black Boxという、とてもポップでロックなスカバンドのワンマンライブを見に行って来た。


トロンボーンのサリーが小学校の同級生で、金管バンドの仲間だったのだ。(僕はトランペットを吹いていた。)


すごくすごくいいライブだった。


始まるとき、照明が一気に灯って、メンバー9人が一斉に照らし出されたとき、「あ、来て良かった」って思った。


いきなりカッコ良かった。



飛んで踊ってハイテンションなライブが続く。間に入る芝居や音響の演出も面白い。


ライブを見ているというよりエンターテイメントショーを見ているような気分になった。





中盤、ソロを吹き終えたサリーが感極まって突然泣いた。


つられて僕も思わず泣いた。




28歳。




幾つものの選択肢がある人生の中で、手に入れたものと失ったもの、その選択が正しかったのか否か。


今、自分は幸せなのか不幸せなのか。
これからの自分はどこへ向かって歩けばいいのか。


その疑問とその答え、両方を共に含んだ涙だった。




間違ってなどいないのだ。





彼女の生き様を見た。


忘れていた気持ちを呼び起こしてくれた。




ライブってやっぱり素晴らしいなって思った。

12月21日もワンマンライブがあるらしい。スケジュールを調整してまた見に行きたい。


■Empty Black Box
http://www.emptyblackbox.com/