って、もしも僕が宣言したら、みんなどう思うだろう。
今日はALL TOGETHERに連載している「ニシチバカ!」の取材で革製品やシルバーアクセサリーなどをハンドメイドで作っているJiroさんのところへ行って来た。
Jiroさんのオーナーのジローさんは僕より少し年上で、西千葉の兄さん的存在である。
取材のはずがすっかり脱線し、本当に好きなことを職にするということはどういうことかという話になった。
僕はつけ麺屋はやらない。
つけ麺屋「つけ臣」は開業しない。
僕はつけ麺が好きだ。
おそらく日本人を10,000人集めたら、トップ3に入るくらいくらいつけ麺にはこだわりを持っている。
でも、つけ麺を食べるのが好きなだけで、作ることが好きなわけではない。
音楽で言うと、曲を聴くのは好きだけど、作るのは好きなわけではないってスタンスである。
つけ麺をいろいろ食べに行って、あれやこれやとうんちく言って、あぁお腹いっぱい☆っていうことが好きなのである。
あれ?じゃぁ、音楽は??
って話である。
そう1番好きな音楽。
僕は音楽が好き!って言うより、曲を作って歌うことが好き!って感じだ。
まぁ、それで飯を食いたいと奔走している。
だから曲作りにたいしてうるさいのだが、うるさい分、自分のこだわりから抜けられない気もしている。
そうなのだ、めちゃめちゃ好きではなくて、何となく好き!聞く方が好き!くらいの方がもしかしたら、世間に媚びうるような軽やかでさわやかでメロディアスでキャッチーでポップな売れる歌が作れるのかも知れない。
好きすぎてこだわりすぎると、世間のニーズに応えることが逆に困難になるかも知れない。
そんなことをJiroさんと話した。
まぁ、かと言ってこのこだわりから抜け出すことはできんのだけど。
おいは九州の男ですけん!(笑)
意地でもこの音楽へのスタンスで成り上がりたいなぁと。
だからさ、逆に「つけ麺食べることがムショウに好き」くらいの方が、極上にポップなつけ麺屋を開くことができるんじゃないかなぁなんて思った次第です。
いや、「つけ臣」は開きませんよ。あしからず。