10年目の浮気

ちょうど半年前にこんな日記を書いた。

http://d.hatena.ne.jp/omitaka/20080401


予言者かおれは!


明日でちょうど半年だ。




買い占めた詰め替え用のヴィダルサスーンヌが昨日でなくなった!!!



おぉぉぉ、おれはこれからどうやって生きていけばいいんだ!!!




ということで、近所のマツキヨへ行ってみた。


本来なら10年もの間、真剣に交際している(ときどき浮気をした)ヴィダルサスーンヌを購入すべきである。

でも彼女はすっかり変わってしまった。詰め替えることなどできない、遠い世界へ行ってしまった。

僕のような庶民への愛情などなくなってしまったのだ。










最後にもう1度君を詰め替えさせて欲しかった。






悩んだんだよ。


正直、君が癒し続けてくれた髪の毛が全て抜け落ちる程、激しく悩んだんだ。


こんなこと、人生で初めてさ。


簡単に結論を出せる問題じゃない。


30分近く、お店の中を飛ぶことを知らない小鳥のようにうろちょろとした。




君はすっかり変わってしまったね。もう少女の頃の面影は消えてしまったよ。

すっかり綺麗になって、君は手の届かない高嶺の花になってしまった。



そう、そして僕はフラれたんだ。



その事実を真正面から受け止めて、新しい道を踏み出すべきか。


試練と分かっていても、10年分の愛情を胸に君という山をまた1から登るべきか。


今までの人生、1度だって逃げ出したことはあったかい?




wow wow・・・。






wow wow・・・。






そして、決断した。


そうだよ、いつまでも過去にすがるのはやめよう。



新たな1歩を踏み出そう。



きっとそれが、大人になるということなんだよ。











待てよ、見てみろよ、すぐそばにこんなにも素敵な人がいるじゃないか。




その、洗練されたボディ。


艶やかな口先。


あなたは気高く、そして美しい。


まるでピスケスのアフロディーテのようだ!


君は僕に愛情という名のシャワーを浴びせようとしてくれる!


僕はきっと、君と幸せな家庭を築いて行くんだ。









だけど、許して欲しい。


僕は君を見ていると、どこか、彼女のことを思い出してしまうんだ・・・。





TSU・BA・KI・・・