非常に衝撃的な映画を見た。
レオナルド・ディカプリオ主演の「ブラッドダイヤモンド」。
世界で最も貧しい国と言われる、アフリカのシエラレオネ共和国での1991年から2000年まで続いた内乱時代の様子を描いた作品だ。
見たのは昨夜。そして今朝偶然にも「とくダネ!」で中野美奈子アナがシエラレオネ共和国の現地リポートを行っていた。あまりにもタイムリーで驚いた。
とくダネで報道されていたのは小倉さんもピー子も驚く程に「信じられない現実」。
5歳未満の子どもの死亡率が世界一。
この地球上に、この現代に、本当にこんな酷い現実があるということを知り、衝撃を受けた。
映画は悲しすぎて、途中で一端見るのをやめた。
テレビのバラエティを見て、クールダウンしてから再度見直した。
そのくらい心を切り刻んで来る作品だ。
見るのをお勧めはしないが、僕ら裕福過ぎる日本人は知っておくべき事実だと思った。
ダイヤモンドが採掘され、我々の手元に届くまでにこのような経緯があるということを知ると、もはやダイヤモンドは世界からなくなってしまった方が良いとさえ思う。
とは言え、根本的な問題はそこではなく、ダイヤモンドがなくなっても他の何かがダイヤモンドの代わりになるだけで、この国が抱える貧困問題は何ら解決しないだろう。
世界の貧困問題を考えるとき、僕は日本に生まれたことは、人生最大の幸運だったように思う。
僕は食べ物で困ったことがない。
お金に困ることは毎日のようにあるが、それはこの貧困問題と本質的に違う。
僕は困っているようで、困っていないのである。
困っていると思うこと自体が愚かだとさえ思う。
1人の力で世界が変わるとは思えない。
でも、みんなで行動を起こすことで世界は変わる。
そしてシンガーソングライターという職業には、行動を起こす原動力となる要素がある。(今の僕には無い。)
うっすらと、人生の目標が見えて来たように思う30歳と2ヶ月目。
つけ麺食べてる場合じゃないなぁ。↓↓