昨今の政治と金のニュースを見ていて、ふと現代における資本主義という言葉の本当の意味を考えた。
基本的に資本主義とは
封建制度に次いで現れ、産業革命によって確立された経済体制。生産手段を資本として私有する資本家が、自己の労働力以外に売るものを持たない労働者から労働力を商品として買い、それを上回る価値を持つ商品を生産して利潤を得る経済構造。生産活動は利潤追求を原動力とする市場メカニズムによって運営される。キャピタリズム。
と定義される。まぁ、学校で習った通りだ。
しかし、上記の定義は美しすぎる。
現代における資本主義とは少し違うと思う。
例えば実力主義という言葉がある。
「実力がすべて」というような意味である。
「結果主義」と言われたとしても、やはり「結果を出した人がすべて」と考えるだろう。
では、資本主義は・・・
「資本力がすべて」ということになる。
そういう目で昨今の政治献金のニュースを見ていると、その通りだと思う。
結局能力よりも、資本力のある政治家が上に立ち、絶対的な力を発揮するのである。
政治家の資本力はピンキリだ。誰しもが4億円なり、毎月1500万円なりを簡単に手に入れることはできない。
もちろん能力も十分にあるのだろう。でも、同じ能力があるとすれば、結局資本力(加えて家柄や人脈)のある人が出世して行く。
やはり、そんな政治の世界は変わっていただくべきだ。
特に政党に関して僕は主義主張はないので、どこの党が政権を取ろうが構わない。それよりも人間的に優れた政治家にトップに立って欲しい。
資本主義から感動主義へ。
by こころざし音楽工房
今、浦和にいます。うなこちゃん