2008年4月17日、僕が29歳になったと同時に設立した「株式会社こころざし音楽工房」。スタッフとして入社してくれた男性と共に2人で1年間、全国各地を軽自動車で奔走し音楽活動を展開しました。
最初は右も左も全く分からない状態。あるのは溢れんばかりの「こころざし」と体力のみ。どうやって売上げを立てたらいいのか分からないまま試行錯誤を繰り返し、なんとか1年間走り抜くことができました。
「歌でご飯を食べている」
そう言える喜びを感じながらも、実は日本各地の皆様に「歌でご飯を食べさせてもらっている」のだと身に染みて感じました。そして音楽家に限らず、自営業でお金を稼ぐことがどれだけ大変な事であるかを知りました。その後、共に活動した男性スタッフは自分の夢へと旅立ち、2009年度から現在に至るまで、1人で全国を回るようになりました。
あれから4年半。結婚をし、子どもが産まれてもなお、なんとか歌を歌いながら生きています。今後も一定の体力さえあれば、活動を持続するだけの基盤を作ることができたように思います。
こころざし音楽工房が6年目を迎える2013年。まず、ひとつの挑戦をします。
それは自分以外の「所属アーティスト」を迎えることです。しかも同時に2人も。
同じく千葉を拠点に活動するシンガーソングライター「安田隼人（やすだはやと）」と「深沢繁人（ふかさわしげと）」です。それぞれ4歳と5歳年下のミュージシャン。まさにあの頃の自分。
（昨年メジャーリリースしましたが）星の数ほど存在するインディーズのシンガーソングライターで、大手事務所に所属したこともなく自分でマネージメントをしながら歌1本で生活している人を、自分を含め全国に5人しか知りません。（実際、もう少しいると思いますが）この人数を意図的に増やし新しい音楽シーンを築くことができれば、不景気ど真ん中の音楽業界に新風をもたらすことができると思います。
本当の意味で「歌う龍馬」に成りたいと思います！
何より自分1人で夢へ向かうよりも、みんなで歩んだ方が楽しいですよね。
それでこそcocolozashi crew。
1月03（おみ）日からのスタート！こころざし音楽工房のホームページもリニューアルしました。
http://www.omitaka.com/cocolozashi/
皆さん、今後とも「ご志援（しえん）」よろしくお願いします☆
