高田馬場高木や

つけ麺が好きだ。世の中の食べ物の中で今1番好き。


「つけ麺」という言葉を見ると心が踊る。そこにある感情は「浪漫」だ。ロマーンヌッ。


麺をスープにつけて食べるという行為はつけられた麺を食べる普通のラーメンとはまるで違う。似て非なり。
僕が選ぶのだ。麺に絡めるスープの量を自らの意志で選択するのである。

また麺はある程度どの店でも同じようなものだとしよう。でもスープは違う。その聖なる泉はお店によって多種多様なのである。生き方は人それぞれなのである。
我々はどの泉に自分の人生を委ねるかを選択する。ときには熱かったりときには冷たかったり、ときには辛かったりときには薄かったり。


どんな泉に出会えるかはスープが出てくるまで分からない。一期一会の世界だ。



今日はボイトレ帰りの高田馬場で辛いつけ麺屋に出会った。店の看板に惹きつけられた。何てうまそうなんだ・・・。


しかし、そのホットチリペッパーな聖なる泉は僕の人生と見ている世界が違っていた。いわゆる見解の相違だ。ミュージシャンで言えば音楽性の違いである。


辛かった・・・。


ってか、麺の量やトッピングの量に今ひとつ釈然としない部分があった。


うーむ、奇跡の泉に出会いたい(´∀`)