P.S.

僕の自我はここで生まれ、育ち、生きた。

それは君だって同じだろう?

急な上り坂は僕の人生そのもの。

場所は変われど、今も上り続けてる。


・・・だけど時々僕は相変わらず、色褪せそうになるよ。


3年以上も前に小さな夢一つ抱え、歩き出したあの日が昨日のことのようで、鮮やかで。




僕はいつかここに骨を埋め、眠るだろう。

いずれ最期は帰ってくるのだろう。


その日までに僕は遠くの街で確かめたいことがあるよ。


泣いたりしてもいい。その声は届く。僕もちゃんと歌う。君に届くように歌うから。




イナカモノのココロそれが僕の誇り。

それはゆるぎない、変わらない、決してなくしたりしない。




最後に、一言だけ。


「僕たちは消えてしまわない。この先ずっと互いのココロの中で。」


泣いたりしてもいい。その声は届く。僕もちゃんと歌う。君に届くように歌うから。