blogのネタが尽きない〜ホントにこの高級時計、僕にくれるの?の巻〜

いや、最近おかしなことに巻き込まれることが多い。そういう月?この2007年1月は。

怒涛だ。

怒涛すぎるぜ。



盲腸を患って以来、おかしなことが立て続けに起こっている気がする。

あの病気は本当に盲腸だったのだろうか。何かの「入口」に過ぎなかったのではないのだろうか。

そんな疑問さえこの脳の裏側を駆け巡る今日この頃だ。


この間の夜11時にかかって来た気の狂った不動産業者を名乗るおばちゃんもそうだが、今日もすごくおかしな出来事が起こった。







場所は、千葉の中心部、いわゆる「ナンパ通り」。

僕がもう5年以上通っている美容室「flower」はこの通りの一画にある。



まぁ、そろそろカラーリングをしたいと思っていたのであるが、ちょうど明日久しぶりに大勢の人の前に出るということもあり、この機会に染めに行こうと思い朝から眠い目をこすりつつチャリンコで行って来たわけである。



完成作品。

長いこと切ってもらっている担当の小泉さんはホントに腕がいい。「蹴飛ばすよ」ってセリフがすごく似合う華奢でハーフ顔の美人さん。
















で、ホント良い仕事をしてくれた小泉さんに感謝しつつ店を出たその瞬間!!!


車道に停まっていた車から





「すいません、ちょっと助けてもらいたいんですけど」





って声が聞こえた。


見れば、売れないホスト風の25歳くらいの男性2人。


直感的に「あぁ、道に迷ったのかな」って思った。




ところがどすこい。こいつらがまたとんでもないやつらだったのだ。




「実は、僕たちブランドの時計を扱っている会社の者で、今展示会の帰りなんですけど、どうしても1つ余っちゃって、これ持って会社に帰れないんですよ。で、捨てちゃってもいいんですけど、だったら誰かにあげちゃおうかなって。もらってもらえませんか?」






・・・。





僕は瞬間的に思った。






これは!!!!































blogのネタだ!!!(笑)














満面の笑顔で答えた。



「え、マジでいいんですか??」




すると、お兄さんたちは崩壊したダムのように言葉を放出し始めた。



「いや、ホント助かります。宝くじに当たったようなもんだと思って。これね、○○ってブランドの時計なんですけど(名前覚えてない。)、定価25万円くらいなんですよ。何だったら質屋に売ってもらっても構わないんで・・・。で、保証書が無いんですけどね。あ、名刺もねお渡ししたいんですけど、もしですよ、もしこういうことが会社にばれちゃうとマズイんですよ。だからあげれません。品川にある会社なんですけど、品川行ったことあります?」



おれ「あ、いや、行った事ないです☆」



そのとき、チラリと名刺が見えた。会社名は覚えきれなかったが、名前は見えた。



花沢一秋





花沢「じゃあ、これもらって下さい。」


と言いつつおれに高級時計の入った袋を手渡す。聞けばロレックスとかと肩を並べるくらい高級時計らしい。





聞いたことねーけど。(笑)



まぁここで、猛ダッシュして逃げても良かったのだ。この道路は一方通行だし、おれ自転車だし。逆方向に走れば絶対に付いて来れない。



しかし、おれは見抜いていた。






これはレプリカだ。






・・・そりゃそうだ。(笑)



そして言った。

「えぇ、マジでもらっちゃっていいんすか?何か申し訳ないっすよ。」


花沢「いや、こっちも助かるんです。でね、まぁ、僕らもね、これですっきり帰れるし飲みにでも行こうかと思うんですけど、まぁ、飲み代だけでも持ってもらえないですかね?

















キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





















これね、これ。来ると思ってたよ。


好意的に言ってあげた。


「え、飲み代っすか?いやー、おれ3,000円しか持ってないんすよ、今。」(ホントは1万円所持)「お兄さんたちの飲み代って幾らくらいなんですか?」



花沢(隣の男と目配せしながら)「いや、1、2万くらいっすかね。いや、変な話そこにATMもあるんでね・・・。」






・・・アホか、おまえ。(笑)





完全にナメられてる。こいつらおれを何歳だと思ってるんだろ。出勤前の夜のお仕事の人とか思ってんのかな・・・。






そこで、もういいやと思った。(笑)



おれ「いや、おれね、実は見た目程若くないんですよー。ごめんね。」


と言って高級時計を花沢へ。


花沢(ちょっと意味不明な表情を浮かべながら)「え。。幾らなら出せるんですか。。」


おれ「2,000円なら。」(出す気は無いけど)




花沢(ちょっと怒りつつ)「男2人で飲むんだよ、2,000円しか出せないの?アンタケチだね。」





出たー!!ついに本性出た!!





「うーん、そう、おれケチなんだよー。ごめんねー。」



花沢「もう、いいや、じゃね。」

おれ「うん、ばいばーい☆」(blogのネタ確定に満足)

花沢「バイバイじゃねえよ・・・。」




そして、逆方向へ行ったフリをしつつ、デジカメを取り出し



ナンバーを撮った。




いや、事件になるかも知れないからね。


これで解決したら警察から表彰モノでしょ。





ばっちり撮ったんで、もし被害にあった人がいたら言ってね。(笑)



でも練馬の「わ」ナンバーだったからレンタカーだね。何でレンタカーなんだろ。ま、どっちにしろ身元は割れるけど。






いや、しかし変な人多いわー。。










<編集後記>



まぁ、その後いろいろ思い出しつつ反省。



「見た目程若くないよ」って自分で言うの、いろんな意味でなんかすげ寂しい・・・。


あんな悪いことする人たちより年上になっちゃったんだなぁ。