8830円の赤字

車の免許を取って12年程になりますが、初めて駐車禁止を取られました・・・。


場所は西千葉の千葉大学の向かいにあるブックオフの前。


捨てるはずの古本をブックオフに持って行ったわけです。捨てるくらいだったらリサイクルと。


6冊売って170円。まぁ、そんなもんよね、とお店を出ました。賞味5分程度でしょうか。



ふと自分の車を見ると。




僕のかわいいオミバスになんかシールを張っているおっちゃんがいる!!




駐車違反を取り締まる民間の会社のおっちゃんです。


ちょっ!!!


思わず、おっちゃんに詰め寄りました。



「ごめんなさい」って。



でも、おっちゃんは許してはくれませんでした。


「デジカメで写真を撮ってシールを貼ったらもうはがせないんだよ。それをはがすとおっちゃんが犯罪人になっちゃうんだよ」って。




そう、つまり、アウト。





賢い松尾はすぐに悟りました。



これは、もうどうしようもないなと。



ルールはルールだしね。






でも、ここで引き下がらないのが松尾のいいところ。




このまま帰ったら何も学ぶことがない。


西千葉の商店街はこの厳しい車両取り締まりのせいで、売上に大打撃を受けているのである。





正義はときとして、人を不幸にする。


それは果たして本当に正義なのだろうか?





とりあえず気持ちを切り替えてインタビューをすることにしました。取材です。


このブログを読んでくれているドライバーの方にも何か役に立つ情報を提示することができるかも知れない。



まずは、「罰金って幾らですか?」とおっちゃんに質問。


「いやぁ、それは分からないなぁ。」とおっちゃん。





そんなことも分からないでこの仕事をしてるんですか?





それくらいは知っていて欲しかった・・・。



次に「この後どうしたらいいんですか?」と質問。


すると予期せぬ答えが!




「警察に出頭すると罰金の他に2点取られるから行かない方がいいよ」って!納付の通知が来るのを待って支払えば点数は引かれずにお金を支払うだけでいいらしい。




聞いてみるもんだ!




なので、千葉北警察署からのお手紙を待つことにします。

でも、これって本当?何のためにそんなナンセンスなルールが存在するのだろう。わざわざ出頭したのに、余計罪が重くなるって理解できない。

検索したホームページを見てみました。どこかの保険会社の宣伝っぽいページだけど。

http://www.kotoba-jp.com/chukin/




■駐車禁止違反者の処置と罰金


出頭した場合、駐車違反は「交通反則」として処理され、反則切符(青切符)を切られ、反則金を納付することになります。

一方、出頭しなかった場合には、駐車違反は「放置違反」と見なされ、反則金と同額の「放置違反金」の納付を命ぜられます。

それでも納付しないと、当該車両の車検の更新ができなくなったり、あるいは、年利14.5%で財産を差し押さえられる滞納処分になります。




どうなんだろうなぁ。嘘っぽいなぁ・・・。


これでなんか余計に反則になったら嫌だなぁ・・・。





まぁ、つまりは罰金9000円なわけです。今日の古本の売り上げは170円。




8830円の損!!




何のために本を売りに行ったんだか・・・。




そして、駐車違反取り締まりの仕事はやはり民間じゃなく、警察またはロボットにするべきだと思う。


おっちゃんたち、毎日毎日いろんな場所でいろんな人から恨まれて、大変だろうなぁ・・・。