千葉県の方、見てくださったでしょうか?
8月30日付けの朝日新聞「人ひとヒト」の欄に、僕の記事が掲載されました。
■信州日報 2011年8月30日(火):「全都道府県まわり、424公演」
http://www.omitaka.com/images/media/20110830asahishinbun.jpg
何度も西千葉へ来て、熱心に記事にしてくださった田渕さんありがとうございました。
今回の記事を読んで、自分自身すごく感じたのは
この長きに渡るマイノリティな音楽活動への想いを人に伝えるのは非常に難しい!
ということでした。似たような例が少ないので聞く方も非常に分かりづらいと思います。
メジャーになりたい、テレビに出たい、なら分かりやすい。でも、そうじゃない。
じゃあ、なぜこんなにも日々一生懸命ライブ活動をしているのか。
取材のときもあれやこれやと1からヒストリーを一生懸命に話ました。
それがいかんかったなぁ。
もちろん記者の田渕さんは好意的に一生懸命まとめてくださっています!
きっと上司の直しも入ったんだと思うし、そもそも伝え方が悪かったなぁと猛省しました。過去を伝えるだけじゃダメですね。もっと未来を伝えないとネガティブに映る!
僕はこんなにネガティブな性格ではありません。
25歳で諦めてたら音楽辞めるでしょ・・・。
きっと頻繁にメディアに取材される政治家などは、その辺り訓練されているんだろうなぁ。言葉ひとつで失業まで行ってしまう世界だから。
僕だってブランド商売。
だからこそ、言葉はしっかり持たなくてはですね。
下記、今回の記事の訂正箇所です。
こちらが事実ですので、こちらを読みつつ記事を読んでもらえたらと思います。
■年間ライブ数100本以上
⇒200本以上です。ホスピタルライブが年間100本以上ということですね。
■芽が出ず、25歳でメジャーデビューを諦めた
⇒別に諦めていません^−^;;価値観が多様化する時代変化の中で、大手に頼らず、自分の力で自分なりの道を作りながら活動する方向へ転換しただけです。機会があればメジャーから出すこともあるかも知れません。
■「平日の朝から歌える場所を作ろう」
⇒そういう想いでホスピタルライブを始めたわけではありません。結果、朝から歌えることが分かり、活動の幅が非常に広がりました。
■会場でCDやグッズを売り、生計を立てている
⇒ホスピタルライブ以外の活動の方が収入が多いですし、ホスピタルライブだけでは食べていけません。そもそも規則上販売NGな施設も多数あります。可能ならば物販をさせていただき、売上は「活動費に充てている」という表現が1番正しいかと思います。
「諦めた」以外は事象としては間違っていないんですが、過程を伝える順序が違うと誤解を招くなぁと。
そして記事として最も大事なことはホスピタルライブを続けていることではなく、こういった独自の目線、独自の活動の中から音楽活動だけで生活しつつ、全国に影響を与えるミュージシャンになるチャンスを虎視眈々と狙っているということなんです。
その一文が無いと、普段の活動を知ってくださっている人は良いですが、そうでない人たちから見たらただの施設を回るボランティアミュージシャンに映ってしまうかと思います。
しかしながら、こういう人物をピックアップしてくれる記事は少ないので嬉しかったです。
ありがとうございました!