白夜行

omitaka2005-06-06

東野圭吾の「白夜行」を読んだ。

友人のブログでオススメされていたので、ちょっと気になっていたからだ。

1週間くらい前に立ち寄ったブックオフにおいてあった。


超分厚い。


実に普通の文庫本3冊分くらいはある。
村上春樹なら上・中・下に分けたであろう。


定価1000円。ブックオフでも650円。


なるほど、それだけ評価の高い本ということだ。


僕はそれからの日々、時間さえあればこの「白夜行」を読み耽った。

そして、昨日の夜中、読み終わった!



やばい!!



めちゃめちゃ面白かった!!


この本はやばい。リアルにやばいです。


一般的に「ノワール」というジャンルの小説らしいのだが、実に深い。

1冊の本で19年の歳月が流れているのだ。

19年もの間、1つの事件を追いかけ続ける刑事、キーパーソンとなる2人の男女。
そしてその2人の人生に関わる人々。

ものすごく濃密で、850ページというページ数を全くと言っていい程気にさせることのなかった展開のスピード。


グッジョブ!!


天才だ。東野圭吾


グッジョブ!!


ドラマか漫画にしても売れるだろう。


僕は本を読む時はなんとなくだが登場人物の顔などを思い浮かべる。

今回はずっと浦沢直樹の漫画のキャラクターの本が思い浮かんでいた。

「MONSTER」的なサスペンスぶりだったのだ。

周りの人が信じられなくなるね、これ読むと。

夜中読んでいると物音とかに一人でびくびくしてしまった。(笑)小心者。


何か熱い本を読みたいという人にはオススメです☆