そもそもの出会いは大学でのゼミでのことだった。
現在休学中の僕は、ほとんど大学へ行くことがないのだが、その日7月19日は我らが広井教授が自分の受け持っている「社会保障論」という講義の中で僕のCD&アイドル祭りの宣伝をして下さるということで、僕は久しぶりに大学へと出向いたわけだ。
その講義の中で10分程時間をいただいたので、僕はプロモを作ってくれた小川君を招集し、5分間はCDのプロモ放映、5分間は宣伝トークの時間に使った。
いやいや、本当に寛大です。広井先生。ありがとうございました☆
こんな教授なかなかいない!!
10月になったら大学内でCD発売イベントもやって下さるとのこと!!
熱いお人です。(涙)
で、その講義のあと広井先生の誘っていただきゼミに参加することに。
内容など全く把握していなかったのだが、「ゼミ」という懐かしい響きに誘惑され思わず参加してしまった。
そこでワーカーズコープ(日本労働者協同組合連合会)の古村さんと小澤さんに出会った。
初めて知った団体だったのだが、名の通り、労働者の雇用問題全般に携わる組織だ。仕事起こしを通しての町おこし。そういった取り組みを事業として行っている。
最近はいわゆる「ニート」や「フリーター」問題についても重要視して取り組んでいるらしい。
問題になっておるねぇ。ニート。
お肉みたいだ。
聞けば、そのプロジェクトの一環として「若者自立塾」という塾を設立することになったらしい。
簡単に言えば田舎の宿泊施設に20人程「ニート」や「フリーター」の若者を集め、共同生活を通して「労働の喜び・意欲」などを見出して行こうという企画らしい。
これ、国家事業です。
ついに国家が動き出した。ニート対策。
うんうん、少子高齢化の時代ですから若者があまりに働かないとやばいことになりますもんね。
どんな話の流れかは忘れたが、僕はその「若者自立塾」の設立シンポジウムで歌うことになった!!!
なにぃ!!(シュートが取れなかったときの若林くん風。キャプツバの。)
で、この前の日曜日歌って来ました^−^@船橋商工会議所。
シンポジウムです。シンポジウム!
すげぇお堅い雰囲気で、年配の方が大多数。100人〜150人くらいいたでしょうか。
そこにノースリーブ、Gパンの僕。
場違い!!
きっと周りの年配の方々は僕を「ニート」代表だと思ったに違いない。
あながち間違ってもいないが、おおよそそれは的外れだ!!
で、出番。会場の前の長机部分に並ぶ椅子。
大学教授たちと並んで僕は座りました。
見ると長机部分に「シンガーソングライター松尾貴臣氏」と書いてあった。
かっちょいい☆
15分程時間をもらっていたので、5分くらいわけのわからないことを喋った後、2曲(種を蒔く人とパラレル)歌って来た。
もちろんステージで歌ったわけではない。めちゃめちゃ明るい室内に年輩の方々ばかり。しかも機材がないのでまるで路上ライブ。
1曲目でいきなり1弦切れる。歌詞忘れる。
緊張してんじゃん、おれ!!
いやいや、種を蒔く人はひどかった。皆様ごめんなさい。
パラレルはまずまずかな。
いやぁ、また機会があったら歌わせて下さい。
終わった後、ワーカーズコープの古村さんが「足代しか払えないですけど。」と言って「交通費」を下さった。予期もせぬ出来事だった!
もちろん大人の「交通費」だ。子供の「交通費」ではない。
大人って素晴らしい☆
マジでまた歌わせて下さい!!(笑)
いい体験をして来た。
これからもいろいろな場で歌って行きたいと思った。
いや、例え「交通費」がなくてもね。(笑)