injektor.

omitaka2006-04-20

千葉大学は総合大学であるため、文系理系と様々な学部があり、様々なタイプの学生がいる。

僕は経済学部だったため当然友人も文系に多く、至って社交的というか頭が悪いと言うか、人と接してナンボ、リアルな世界でナンボ、酒飲んで騒いでナンボの学生生活を送った。
おかげで友達は各方面にたくさんできたが、「これを手に入れた!」と誇れる目に見える技術や知識があるかどうか疑わしい。(笑)



しかし、理系の集団(特にデザイン系の集団)というのは、同じ大学なのにこうも違うのかというくらいお洒落で前衛的である。バーチャルを駆使し華やかなリアルへ。現代技術を巧みに使った作品やイベントを制作し、そしてハイセンスな実生活を送っている。



その数ある千葉大学のデザイン系のサークルの中に「CUPO」というサークルがあるのだが、彼らが季節ごとに発行している冊子で「injektor.」というものがある。

A3の紙を四つ折りにして、表は雑誌風で、裏は西千葉の地図とお店紹介が載っている。




これがまた実に頭の良い冊子なのである。




自分が学部生の頃は思いつきもしなかったなぁ。



他にもあるのかも知れないが僕が感じる頭の良さは以下の通り。



○4000部発行する費用は街のお店からのスポンサー費
⇒地図とお店の写真を掲載することにより実用的
⇒さらにスポンサーになってもらったお店には何十部か置いてもらえる
⇒一般の人にはフリーで配布

○冊子の記事の内容は、彼らのホームページと連動している。
⇒伝えきれない情報はホームページで掲載、ホームページへ誘導
⇒他の活動も紹介できる

○自分たちのサークルの存在をアピールできる
⇒今回の場合は特に新入生に向けてアピール
⇒同じ志しを持つ仲間を発掘

○自分らのデザイン能力を発揮できるひとつの場所
⇒やりがい・楽しみ


そして何よりそういうツール・コンテンツが街や大学を実際に彩っている。
今年初めて西千葉へやって来た新入生が「へー!こんな人たちが千葉大学にはいるんだ!」と思うわけである。





そして





その冊子のこの春の号の表紙を、私「西千葉のアイドル」が飾らせていただきました^−^


いやぁ、光栄。


実にデキが良いのである。新入生にも自然に知られるわけである。西千葉のいろんな店に行くとレジのあたりに僕の顔写真があるのである。


昨日立ち寄った正門前のファミリーマートにもレジに置いてあって、思わず店員さんに「これおれです。」って言いかけそうになった。(笑)


嬉しいものだ。凄いものだ。


そういう技術があるっていいなぁ。


連動しているwebサイトはこちらです^−^ぜひ一読を。

http://www.cupo.biz/injektor/inj06/