高校生の頃、「夢」って言葉がすごく好きだった。
夢は追いかけて叶えることこそが人生だと思っていたし、頑張れば絶対に叶うものだと信じていた。
その頃作った曲の歌詞を見てみると頻繁に「夢」って言葉が出てくる。
この言葉を口に出すことに何のためらいも無かったんだね。
一時期、変に大人ぶって、「夢」という言葉離れしていたのだが、最近また「夢」という言葉が好きになって来た。
誰かが言っていた。
「夢」を見れるのが子供で、「夢」を見れないのが大人だと。
まだまだ子供ですもん!
夢と目標は似て緋なりだ。夢は「非現実的な目標」であり、いわゆる「目標」とは違うのである。
例えば今から社長を目指すのは「目標」だが、総理大臣を目指すのは「夢」だ。
高校生の頃にとって「売れてるミュージシャン」になることは「夢」だった。途方も無い夢。
でもそれは10年の月日を経て「目標」へと変わった。
じゃあ、今の夢はなんだー!!!!
なんだろな。
夢の無い男、松尾貴臣、28歳。
しょんぼりだ。
人生の過渡期を彷徨う、か弱き子羊のようだ。
紅白に出ることかなー。100万枚売ることかなー。そしてトータス松本みたく「バンザイ」を歌うことかなー。
そんなことを、久しぶりに千葉大学で「起業論」という講義を受けて思いました、とさ。
いや、起業はしないですけど、知り合いの社長が2人も出ていたもので^−^;;