今日は福山雅治さんの41歳の誕生日だ。
僕が15歳の頃、長崎の近所のCDショップに「2月6日、福山雅治26歳の誕生日、ふむふむ(2626)キャンペーン!」というポスターが貼ってあったのを鮮明に覚えている。
ふむふむって!
その後、そのCDショップは潰れた。
さて、僕は最近知人から「道州制」という言葉を教えてもらった。
そして1冊の本をもらい、今それを読んでいる。
- 作者: 江口克彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/07/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本に書かれていることが事実なら、これは非常に重大な問題だ。
日本はこのままだと崩壊してしまう。
「まさか、そんなぁ」ってみんな思うだろう。
だから、崩壊するのだ。
意識改革から始めなくてはならない。
道州制をすごく簡単に説明すると、
ということである。
江戸時代まで日本は、殿様を筆頭にそれぞれの藩で独自の国づくりをしていた。人が生きるためのルールは藩ごとに違っていた。
それを、幕末の維新で外国に負けないようにと「東京一極集中型」のシステムに変革したのである。それを元に戻そうという考え方である。
(昔の藩ほど細かく分けるのではなく、12くらいの「道州」に分けて、それぞれの地方が、地域に合った独立した地域づくりをしようという考え方。)
龍馬が言っていた。「海外には議会っちゅもんがあって、国の代表者がそこで議論をして大事なことを決めるんじゃ。」と。
それは封建主義の当時の日本にとって、奇跡のような考え方だった。龍馬はそのアイディアを知ったとき、相当心が躍っただろう。そして、日本がそれを求めていたから、変革は上手く行った。
それから、140年。細かい部分はもちろん変われど、「東京一極集中型」の世界は根本的に変わっていない。
むしろ、地方から自信や活力を奪い取ってしまったようにも思う。
全国のほとんどの人は政治家や官僚たちのエリートが作る世界には全く入れなくなってしまった。
永遠に続くのではないかと思わせる程長引く、現在の不況。
関東圏を中心に激増する心の病を持つ人々。
国民の人生を幸せにするはずの国家が、人をどんどん苦しめている。
政治家たちは何億円レベルの不正を行っているが、一般の人たちはそんなお金の預金残高すら見たことがない。
もはや平成の時代において「東京一極集中型」のシステムが時代とマッチしていないと考える方が妥当のように思う。
僕は日本全国の「地域」の応援を背に全国区になりたいという想いがある。だから、地方をグルグルと巡業している。
東京ではもう何年も自らの意思ではライブをやっていない。
言うなればアンチ東京だし、裏を返せば東京にコンプレックスがあるのだろう。
だから、この考え方がすごく心に響いた。
なんだか、すごく嬉しい。
龍馬がやった改革を、元に戻す。
それが平成の坂本龍馬の志事なのではないか。
と思った。
もっと、道州制を勉強してみようと思う。