降りてゆく生き方

今日は蘇我のGLOBOにあるKELへとと行って来ました。

最近KEL率が高いですね。今週の金曜日にも行く予定です。


KELとは、フットサルコートとカフェが一体化した不思議なお店です。

蹴る、だからKELだと勝手に理解しています。(笑)



今日はそのカフェで、武田鉄也主演の映画「降りてゆく生き方」のプレ上映会が行われたわけです。

上映会ではなく、プレ上映会。

本編は上映されず、メイキングや制作までのドキュメント、さらにはNHKのドキュメンタリーが上映されました。

映画の詳しい内容はこちらへ

http://www.nippon-p.org/mov.html



面白いのは、この映画は大手の映画館では上映されていないということ。市民団体の上映会などを中心にじわじわと広められています。

そして、出演者の大半は新潟の一般市民という点。



すごく、親近感のある映画です。



気になるタイトル「降りてゆく生き方」ですが、聞いた瞬間「都会のごたごたした空間から、農村へと還る生き方なのかな」って思いました。





ほぼ、その通りでした。





と、言うと笑い話ですが、僕にとってもすごく親近感のある内容であることが今日見た映像にてよく分かりました。


一流企業に勤め、高い給料をもらいながらも、日々の激務に追われ「生かされる日々」。


何のために生きているのか分からなくなった男が、ドロップアウトして、ボランティア活動や農業へと従事する様が撮影されていました。




僕と真逆の人生だなぁと。


きっと、大学に入るまでは、ほぼ同じような人生。


でも、卒業してからまったく真逆の道へと進み、今現在真逆の位置から同じ位置に辿り着いたんだなぁって思いました。




思えば15歳くらいの頃から、人の生き死にや、人生の目的、夢などについて考えていたから、20歳くらいの頃にはもう今のような生き方をすることに迷いはなかったように思います。もちろん金銭的な不安などはあったけど、「どうやったら達成できるか」だけを考えていて、「音楽を辞める」という選択肢はありませんでした。


幸せはきっと「今いる場所」にあると、数年前から理解していたように思います。


未来も、そう言えるといいけど^−^;;




つまり、僕は



昇らない生き方



を選んだんだなぁと思うと胸が熱くなりました。



そして、VTRの中で「多様な人々が共に生きて行くことのできる世の中になって欲しい」というような言葉があったんですが、激しく同意でした。


おじいちゃんもおばあちゃんも、若者も子供も、障がいのある人も國母選手のような元気過ぎる人も、みんなみんな同じ町の中で共に生きて行ける世の中になればいいなと思いました。


そうなるように、僕は使命感を持って活動を顔晴らなきゃなって思いました。




本編の上映会は5月29日(土)に千葉市にて行われるとのこと。また詳細が分かったらアップします!