先日、ふとした場面で「長崎大水害」という言葉を聞いた。
歴史に残る災害のひとつだと言う。
僕は当時3歳だったのでほとんど何も覚えていない。
だが唯一ひとつだけ、水道が止まったせいで自宅でお風呂が入れず、近くの銭湯で母親に連れられ女湯に入ったことだけは覚えている。
まさに三つ子の魂百まで、である。
何だか気になって、ググってみたら、単独のwikipediaまで存在した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%A4%A7%E6%B0%B4%E5%AE%B3
死者・行方不明者は299名、被害総額は約3000億円・・・。
長崎市のシンボル、眼鏡橋まで流されてしまったという。
すごい。完全に予測を上回っていた。そんなにひどかったとは。
あの日、僕は何をしていたんだろう。
あの頃3歳の子どもが、もう後3日後には32歳になる。
坂本龍馬が暗殺された日と全く同じ日を迎える。
長崎の復興のために、何か出来たのかな、これから何が出来るのかな。
ふと、地元に対して想いを寄せた。