若いイノチが簡単に捨てられて行く
自らの勝手な意思で捨てられて行く
イノチは自ら捨ててはいけない
仮に自分の人生が自分だけの所有物であったとしても、「イノチ」は自分だけの所有物ではないからだ
イノチを繋いだ数多くの先祖たちがいて
イノチを繋ぐ数多くの子孫たちがいる
生まれたことを喜んでくれた人たちがいて
生んでくれることを待ちわびている人たちがいる
運命はそういう風にできている
自ら捨ててはいけない
ドラマや小説で安易にイノチが捨てられる
難病や何やらで死にゆくことを美化している
ときとして価値観はメディアによって作られるから
僕らは大きな勘違いをしてしまう
人生が1度しかないことを忘れさせている
遅かれ早かれ「そのとき」は来るんだよ
焦ることはない
果てしなく広い宇宙の中でこの惑星が誕生し生命が誕生する確率が
どのくらいなのかを知ってるかい
僕らがここにいることはもはや偶然ではない
何かしら大きな力に生かされている
生きることに意味はある
生まれたことにも意味はある
イノチは自ら捨ててはいけない